⦿ 圧力鍋で発芽させてみましょう。
色んなメーカーが圧力鍋を出していて、形も機能も大分違いますが、密閉させてくれるので、ふたをしてしまえば、水をこぼしてしまう心配がなく、発芽させるには便利です。
◎浸した水が腐らないように・・・
長時間ぬるま湯に浸して発芽に掛けてしまうと水が腐ってしまう心配がありますので出来るだけ短時間で発芽出来た方が良いですよね。
発芽させる積載温度は100℃と言われますので30℃を3時間で発芽しそうな気になりますが、それでは発芽率が低いので私は35℃を6時間くらいで発芽させています。
また、水が腐らないように、緑茶で発芽させたり、梅干しを散らして入れたり、塩糀を入れたりしています。
※緑茶で発芽させるとアミノ酸の流出が抑えられてギャバが3倍になるという話です。
※塩糀を入れると玄米の表面の硬い果皮を多少消化してくれる期待が持てます。
お持ちの圧力鍋に玄米と35℃くらいのぬるま湯を入れてふたを閉めます。
- 保温水槽(温度調節が出来ると便利)
- 電気毛布(温度調節が出来ると便利)
- ストーブの前(暑くなり過ぎないように注意)
しばらくして温度を測り35℃位でしたらそのまま6時間程度放置します。
チョコっと角が生えたようにトンガって来たらオッケーです。
※出過ぎると栄養が発芽の方に取られてしまいます気を付けましょう。
緑茶・梅干し・塩糀を洗い流してしまうのはとても、もったいない気もしますが発芽する時に泡が出てきて少し濁りニオイもします。これは玄米が目覚めた証拠です。
炊く前は玄米をザルにあげ、もう一度洗いして水の交換をしてください。
※備長炭を入れて発芽させると抗酸化力で腐りづらくなり、遠赤外線力の力で美味しく炊けます。